外国人が日本で賃貸を借りる流れ|8ステップと必要書類・保証会社・14日以内の届出

入居前の明るいワンルームとスーツケース、玄関の鍵

外国人が日本で賃貸を借りる流れ|8ステップと必要書類・保証会社・14日以内の届出

公開2026.11.02約6分で読めます
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外国籍の方も、日本人と同じ手順で賃貸物件を借りられます。この記事では、部屋探しから入居後の届出までを8つのステップに分け、それぞれ「やること」と「準備するもの」を公的情報に沿って整理しました。

この記事のポイント

  • 全体の流れ条件整理 → 内見 → 申込 → 審査 → 重要事項説明 → 契約・初期費用 → 入居 → 住居地の届出
  • 期間の目安申込から入居まで通常7〜10日ほど(審査や物件によって前後)
  • つまずきやすい点入居審査の書類、保証会社の審査、名前の表記ゆれ
  • 入居後の義務住居地を定めた日から14日以内に、市区町村の窓口で届出

部屋を借りる流れ:8つのステップ

STEP 1条件を整理する

毎月払える金額(家賃+管理費)、住みたいエリア、通勤・通学の時間、間取り、入居したい日を書き出します。

入居時には家賃のほかに「初期費用」がかかります。敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・保証料・火災保険料などで、家賃の数か月分になることもあります。たとえば家賃80,000円・管理費5,000円の条件では、合計460,000円になる計算例があります。内訳は賃貸の初期費用ガイドで確認できます。

STEP 2物件を探して内見する

条件に合う物件を不動産会社と一緒に比べます。物件によっては「外国籍の方は要相談」など、貸主の条件がついています。

内見では、日当たり・音・水回り・収納・洗濯機置き場・ゴミ置き場を確認しましょう。来日前の方は、空室であればビデオ通話でのオンライン内見ができる場合もあります。

STEP 3入居を申し込む

申込書には、氏名・国籍・在留資格・勤務先または学校・年収・緊急連絡先などを書きます。申込はまだ「契約」ではありません。よく求められる書類は次のとおりです。

書類内容・注意点
在留カード来日前の方は、パスポート・在留資格認定証明書(COE)・入学許可書や内定通知書などで代わりに確認します
パスポート顔写真のページ
収入・在学の確認書類源泉徴収票、在職証明書、在学証明書など
緊急連絡先日本にいる方の氏名・続柄・電話番号

必要な書類は、貸主・管理会社・保証会社によって変わります。在留カードは中長期在留者に交付され、適法に在留していることを証明するものです。※1

STEP 4入居審査を受ける

貸主(管理会社)と保証会社が、申込内容と書類をもとに審査します。確認の電話がかかってくることがあるので、出られるようにしておきましょう。

日本の賃貸では、連帯保証人の代わりに「家賃債務保証会社(保証会社)」を使う契約が多くあります。国土交通省は、外国語での対応を行っている登録家賃債務保証業者の一覧を公表しています(2026年9月30日時点で52事業者)。※2

審査の基準は貸主と保証会社がそれぞれ決めるため、結果を約束できる不動産会社はありません。通らなかった場合は、別の保証会社や別の物件で申し込み直す方法があります。

STEP 5重要事項説明を受ける

契約の前に、宅地建物取引士が宅建士証を提示し、物件の内容・契約期間・更新・解約・費用などを説明します。

  • ビデオ通話などを使った「IT重説」も、一定の要件のもとで対面と同じ扱いになります。※3
  • 国土交通省は、重要事項説明書や賃貸住宅標準契約書の見本を、英語・中国語を含む14言語で公開しています。※4

わからない言葉があれば、署名の前に必ず質問しましょう。

STEP 6契約して初期費用を支払う

契約書に署名し、請求書に沿って初期費用を支払います。

  • 仲介手数料の上限:貸主と借主の双方から受け取る合計は「家賃1か月分×1.1」以内。居住用の場合、借主の承諾がなければ借主から受け取れるのは「家賃0.5か月分×1.1」以内です。※5
  • 契約の種類:普通借家契約は更新できますが、定期借家契約は期間が満了すると契約が終わります。※4

STEP 7鍵を受け取って入居する

鍵を受け取ったら、家具を入れる前に部屋の傷や汚れを写真で記録しておきましょう。電気・ガス・水道・インターネットは、入居日までに申し込みます。

退去時の費用は、国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」の考え方が参考になります。通常の使用による損耗や経年変化の修繕費は家賃に含まれ、借主の故意・過失などによる損耗は借主の負担とされています。入居時と退去時に使える確認リストも多言語で公開されています。※4 ※6

STEP 814日以内に住居地を届け出る

新しく日本に入国した中長期在留者は、住居地を定めた日から14日以内に、在留カードを持って住居地の市区町村の窓口で届出をします。手数料はかかりません。※7

  • 在留カードが「後日交付」となった方は、その旨の記載があるパスポートを持っていきます。
  • この届出は、住民基本台帳の転入届と一緒に行えます。※8
  • 日本国内で引っ越したときも、移転した日から14日以内に移転先の市区町村で届け出ます。※8

入居までのスケジュール例

時期やること
入居の1〜2か月前相談を始め、条件を整理する
入居の3〜4週間前内見(オンライン可)、物件を決めて申込
審査が通ったら重要事項説明・契約・初期費用の支払い
入居日鍵を受け取り、部屋の状態を写真で記録
入居後14日以内在留カードを持って市区町村の窓口で住居地の届出
実際の期間は、物件・審査・書類の準備状況によって変わります。

外国籍の方がつまずきやすいポイント

  • 在留期間と契約期間:在留期間の満了日が近いと、審査で確認されることがあります。更新の予定も伝えましょう。
  • 名前の表記:申込書・在留カード・銀行口座の名前の表記をそろえておくと、手続きがスムーズです。
  • 日本の電話番号:審査や連絡で必要になることが多いので、早めに用意しましょう。
  • 生活のルール:ゴミの出し方・楽器・ペット・又貸しなどのルールは、契約書と管理規約で確認します。

来日前に準備しておくと安心なこと

  • パスポート、在留資格認定証明書(COE)、入学許可書や内定通知書のデータ
  • 希望エリアと予算(家賃+管理費)、初期費用として用意できる金額
  • 日本での緊急連絡先になってくれる方の情報(学校・勤務先・知人など)
  • 入居希望日と、日本に到着する日

よくある質問

日本に来る前に部屋を契約できますか?

物件と保証会社によっては、来日前に申込と審査を進める「海外審査」ができます。詳しくは海外審査のご案内をご覧ください。

保証人がいなくても借りられますか?

保証会社の利用を条件に、連帯保証人なしで契約できる物件が多くあります。保証会社の審査基準は会社ごとに異なります。

申込から入居まで、どのくらいかかりますか?

MYHOUSING の場合、通常7〜10日ほどです(審査や物件によって前後します)。ステップごとの目安はご入居までの流れをご覧ください。

日本語が苦手でも契約できますか?

できます。国土交通省は英語・中国語を含む14言語の契約書見本を公開しています。MYHOUSING では日本語・中国語・英語でご説明します。※4

初期費用は海外から支払えますか?

MYHOUSING では、日本国内の振込のほか海外送金にも対応しています。具体的な方法はご相談時にご確認ください。

住居地の届出を忘れるとどうなりますか?

届出は入管法で定められた義務です。14日以内に、在留カードを持って市区町村の窓口へ行きましょう。※7

外国籍の方のお部屋探しは MYHOUSING へ

MYHOUSING は、日本語・中国語・英語でお部屋探しをお手伝いしています。条件整理から内見、申込、重要事項説明、入居後の手続きのご案内まで一緒に進めます。

出典(公的情報)

※本記事は一般的な情報です。審査の基準や必要書類は、貸主・管理会社・保証会社によって異なります。実際の条件は、募集条件・重要事項説明書・契約書でご確認ください。金額は説明のための例です。(情報確認日:2026年11月2日)

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